1-2 子音
子音に関しては、まず母音のところで出てきた、硬子音、軟子音の分類を挙げておく。
硬子音 K G H Ch R D T N
軟子音 C Č J Š Ž Ř Ď Ť Ň
中立子音 B F L M P S V Z
この分類は、発音、表記だけでなく、名詞の格変化などとも関係があって、学習が進むにつれて、重要性が理解できるようになるものである。完全に覚えてしまう必要はないが、大体の傾向だけでも押さえておくと、役に立つ。
子音の発音でもう一つ大事なものは、有声子音と無声子音のペアである。これは例外を除けば、日本語の清音と濁音に対応するのだが、子音が母音を伴わないで使われている場合、ローマ字読みを外れて、清音の子音を濁音で発音する場合や、その逆の場合もあるので、ルールを覚えて正確に発音できるようになるまでは結構大変である。
詳しい説明は個々の子音の説明に譲るとして、覚えておかなければならない、起こりうる変化は次の二つ。
1) 有声子音の無声化 有声子音が語末にある場合と、無声子音の前にある場合。
2) 無声子音の有声化 無声子音が有声子音(濁音)の前にある場合。
この二つのうち、前者の有声子音の無声化のほうが圧倒的に多いことと、後の子音が前の子音の発音を規定するという原則は覚えておいたほうがいい。これ以外は、ウ段(例外的にオ段、イ段もあり)のカタカナで表記し、軽めに発音しておけばいい。
子音の発音の説明は、一番簡単な、つまり発音に例外の存在しない、日本語で濁音化できない子音から始める。
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