オロモウツよりの新着ブログ記事

  • 1-2-12 子音「f」と「v」

     この二つの子音は、本来の日本語の発音体系には存在しない子音だが、英語の学習をした人なら日本語の「フ」「ブ」とは違う発音ができるはずである。とはいえ、疲れていたりするとついつい日本語風の発音をしてしまうことも多い。理想は無意識に前歯の先端を下唇に当てながら発音できるようになることだが、その域に到達... 続きをみる

  • 1-2-11 子音「h」と「ch」

     チェコ語の子音の中で最も難しいのが、この二つの子音、より正確には二つの子音の区別である。「h」は、日本語のハ行のうち「ハ・ヘ・ホ」の子音に相当し、「ch」は「ヒ」の子音に近く、日本語でカタカナ表記をする場合には、どちらもハ行のカタカナを使う。この二つの子音がチェコ語では、「ch」が無声子音(清音... 続きをみる

  • 1-2-10 子音「ť」と「ď」

     この二つの子音は、日本語でも比較的新しく使われるようになった、「テャ・テュ・テョ」、「デャ・デュ・デョ」の子音に近い音である。「テュ」以外は、あまり馴染みのない音だが、一番の問題はカタカナで表記できないイ段の「ti」「di」とエ段の「tě」「dě」である(この四つは、「ťi」「ďi」「ťe」「ď... 続きをみる

  • 1-2-9 子音「t」と「d」

     この二つは、それぞれ、日本語の「タ・テ・ト」、「ダ・デ・ド」の子音となる。イ段は「ty」「dy」と表記して「ティ」「ディ」と発音し、ウ段の「tu」「du」は、「トゥ」「ドゥ」と発音する。母音のところにも書いたが、「i」をつけた、「ti」「di」、「ě」をつけた「tě」「dě」の子音は、「ť」「ď... 続きをみる

  • 1-2-8 子音「š」と「ž」

     この二つの子音は、それぞれ「シャ」と「ジャ」の子音に相当する。ただし、日本人の「ジャ」の子音は、チェコ人の耳には「dž」と聞えるらしい。  母音の付かない子音単独の場合には、軽めに「シュ」「ジュ」と発音すればいいが、「ž」の無声化がよく起る。語末であれば、世界遺産で日本にも知られるようになった「... 続きをみる

  • 1-2-7 子音「s」と「z」

     この二つの子音は、原則として日本語のサ行、ザ行の子音と同じ。ただし、イ段の音としては「i」「y」のどちらも使われ、どちらを使っても発音は同じだが、「si」と「sy」、「zi」と「zy」は、日本語の「シ」「ジ」とは微妙に違っていて、サの音を発音するときと同じように、舌先を下の前歯の裏につけたまま「... 続きをみる

  • 1-2-6 子音「p」と「b」

     日本語では、ハ行とバ行が、清音と濁音のペアとなり、パ行は半濁音とされるが、チェコ語では、パ行つまり子音「p」とバ行「b」が、無声と有声子音のペアとされる。イ段の音、「ピ」「ビ」は、それぞれ「pi」「py」、「bi」「by」のどちらもありうる。また「ě」をつけた、「pě」は「ピェ」、「bě」は「ビ... 続きをみる

  • 1-2-5 子音「k」と「g」

     この二つは、日本語のカ行とガ行の子音に相当する。ただし、硬子音なので表記は「キ=ky」「ギ=gy」となる。母音がつかない子音だけの場合は、「ク」「グ」と表記して読んでおけばいいが、区別のために「ku」「gu」は、母音を響かせて強めに、「k」「g」は逆に弱めに、もしくは軽く発音するように意識すると... 続きをみる

  • 1-2-4 子音「n」と「ň」

     この二つの子音は、硬子音と軟子音のペアとなる。簡単に言えば、「n」は日本語のナ行の子音で、「ň」は拗音化した「ニャ」の子音ということになる。注意しなければいけないのは、「ni」と「ny」の区別である。「ni」の子音は軟子音「ň」で、日本語の「ニ」の発音とほぼ同じになる。それに対して、「ny」は所... 続きをみる

  • 1-2-3 子音「l」と「r」

     この二つの子音は、どちらも日本語には存在しないもので、どちらもラ行の子音が一番似ている。それで、日本人はどちらも区別せずに日本語のラ行の音で発音しがちなのだが、面白いのは、日本語のラ行の音は、チェコ人の耳には「l」よりも「r」の音に近く聞こえるらしいことだ。英語を勉強していたころには、日本人は「... 続きをみる

  • 1-2-2 子音「m」

     この子音は、日本語のマ行の子音とほぼ同じなので、母音と組み合わされている場合には、全く問題なく読めて書けるはずである。ただし、「ミ」は、「mi」と「my」のどちらも使われるので、表記も覚える必要がある。  子音「m」が母音を伴わないで単独で使われている場合は、日本語の「ン」が、子音「b」「p」の... 続きをみる

  • 1-2-1 子音「j」

     この子音は、日本語のヤ行の子音とほぼ同じである。「je」も母音の最後にふれたように「イェ」と発音しておけば問題ない。ちなみに、「j」は軟子音なので「jy」「jě」という組み合わせはありえない。  問題になるのは、日本語では消えてしまったヤ行のイ、つまり「ji」と、子音「j」単独の発音だが、これは... 続きをみる

  • 1-2 子音

     子音に関しては、まず母音のところで出てきた、硬子音、軟子音の分類を挙げておく。   硬子音  K G H Ch R D T N   軟子音  C Č J Š Ž Ř Ď Ť Ň   中立子音 B F L M P S V Z  この分類は、発音、表記だけでなく、名詞の格変化などとも関... 続きをみる

  • 1-1 母音

     母音は、チェコ語も日本語と同じで五つしかない。だから、基本的には日本語と同じように「ア・イ・ウ・エ・オ」で発音しておけばいい。ただ、ウ段の音を発音するときに、やや強めに発音することは心がけておくといいだろう。日本語では、母音を伴わない子音をウ段のカタカナで表記することが多いので、「k」と「ku」... 続きをみる

  • 1 発音と表記

     現在のチェコ語の表記には、ラテン文字、つまり日本で言うところのローマ字が使われる。例外を除いて、母音も子音も、一字一音で、文字の並びや単語によって、同じつづりでも発音が違うということはない。だから、一度ぞれぞれの母音と子音の発音と表記の関係を、覚えてしまえば、知らない言葉であっても、発音すること... 続きをみる

  • チェコ語について

    初めに  チェコ語を真面目に勉強していたころに、どうしてチェコ語を勉強しているのかという質問と並んで、悩まされたのが、チェコ語は難しいのかという質問だった。今でもこの質問を受けることがあるのだが、果たして日本人にとって簡単に身に付けられる外国語なんてものが存在するのだろうか。だから、絶対評価をする... 続きをみる